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Chapter2-1
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俺と雪也が出逢ってから3ヶ月ほどの時が流れた。
俺の誕生日に雪也と互いに「好き」という気持ちを共有してからの生活は正直今までとあまり変わらなかった。
変わったことと言えば、雪也とたまにキスしたりするぐらい。
でも、俺も雪也も少しずつこの生活に慣れつつあった。
そして俺は大学生にとって最大の難関である期末試験の真っ只中にいた……
「ダメだ。全然わからん。」
「まだ勉強してたの?今日も徹夜?」
「うん……今期はバイトも結構忙しかったしあんま講義行けなかったりしたからヤバイんだよなー」
「がんばってよ!明日でラストなんでしょ?そしたら夏休みだろ。あ、夜食作ってきてあげる」
「うん。ありがと。」
明日を乗り越えればいよいよ夏休み……だが、貧乏大学生にとってはバイト三昧の日々が…
「夏休み雪也とどっか遊び行きたいなぁ…」
俺はそんなことを思いながら今日も徹夜した。
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