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翌日
いつも通り起きて、いつも通りにご飯を食べて、いつも通りに家を出る。
そして…
黒「祐樹君。おはようございます」
桃「おはよう!」
祐「テツヤさん!さつきちゃん!おはよう!」
笑顔の二人がいた。
俺は昨日のことを謝り、仲直りをして証拠の資料やデータをほとんど集められたことを二人に話す。
黒「そうですか…ありがとうございます…本当に…」
桃「テツ君…祐樹君、私からも…ありがとう!」
とりあえず学校行こう!と明るく2人に言って、賑やかに投稿した。
うん。煩いくらいじゃないかな?
祐「あ、そういえば…高校とかどうすんの?」
黒「そうですね…どこか…あまり知られてないところに…」
桃「霧崎第一は?確かあそこバスケ部も、なかなか強かったはずだし…私の情報によるとね、ラフプレーとかしてるらしいよ」
なるほどね〜…霧崎かぁ…あ、でもあそこって…
祐「男子校じゃなかった?」
桃「あ」
祐「みんな一緒がいいよなぁ…うーん….」
桃「大丈夫!私ね、もしこのままなら…地方の方に転校することになってるの」
転校?
なんで?と聞くと少し寂しそうに、でも少し嬉しそうに
親がこのままここにいたらまた同じことが起きるから何処か遠くへ引っ越そうって言ってくれたの。と教えてくれた。
桃「あ、でも私の親は祐樹君のこと信じてるからね。多分転校はしないかもねって話してるから」
眩しいくらいの笑顔でそう告げた。
なんでこんなにいい子なのにあんな目に遭わなけれないけないんだ?
それもこれも全てあの女のせい。
祐「お前を徹底的に潰す…」
そう呟いたのを楽しそうにバスケの話をする2人に聞こえただろうか…
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