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彩絵side
佑樹君の邪魔にならないところでシュート練習を見ている。
うん。やっぱりかっこいい…
最初はほかの女子達に見せつけるために私に惚れてもらおうと思ってたけど…私の方が惚れちゃったみたい。
佑「っし!!」
ネットをくぐる音をたてて綺麗にゴールに吸い込まれる。
いつまで見ていても飽きない…
佑樹君の…プレイスタイル…
バスケとか興味無いし汗臭いだけだから嫌いだけど佑樹君は好き。
まさか私が惚れるなんてね。
でもこんな展開、少女漫画でよく見かける。
男の子が女の子を惚れさせるために色々するんだけど自分が先に惚れちゃった、みたいな…
結局ハッピーエンドなのよ。
ヒロインが報われるの。
ねぇ、佑樹くん…
佑「あの、体育館占めるんだけど」
いつの間にか練習を終えていて遠いいところから私に呼びかけていた佑樹君。
彩「あ、ごめんね!今行くね!」
女の子走で駆け寄る。
部屋まで送ってくれるのかな?
あ、だったらかわいい下着、見えるところに出しておけば良かったなぁ…
佑「じゃあ」
そう言って私の部屋とは反対の方へ歩いていく。
あれ、送ってくれないんだ。
前から思ってたけど…もしかして佑樹君…私がしたこと…
知ってる?
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