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サイレントボーイくん
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俺たちの学校は全寮制の学校
俺の同室である サイレントボーイくんこと羽純梨斗は起きるのが遅い俺が起きる時間にはもう既に居ない
「あ、羽純くんだ……」
「サイレントボーイ君じゃん」
朝からイケメンなサイレントボーイくんは注目の的
俺とサイレントボーイくんは同じ学年同じクラス
席が前後、加えて同室……にも関わらず一度も話したことがない
……まぁ、それは俺だけではないようだが
通称でも分かる通り
彼は無口だ、ただの無口ではない。
誰1人としてサイレントボーイくんの声を聞いたものは居ないのだ
(サイレントボーイくん……都市伝説になりそうだわ…)
最初こそどうにか話そうと努力していたが
サイレントボーイくんとは一生話せないのだと諦めてきている俺がそんな彼の秘密を知るなんて
俺を含む誰もが想像していなかっただろうに ....
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