アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
励まし ..*
-
_
" 高野 凛涅 " -たかの りんね-
幼馴染みの部屋だ。
今日はこの部屋に泊めてもらう.
「あぁ、何だ絢斗かよ」
「何だって何だよ....」
「まぁいいから入れよ」
「……お邪魔します」
相変わらず冷たい..
「で?何かあったの?」
「まぁな」
クラスが離れてあんまり話さなくなったけど
やっぱり小さい頃からずっといたからか俺のことをよく分かってくれる .
「話してどうぞ」
はやく話せと言わんばかりに俺を睨み付けてくる
最後まで聞いてくれるようだ
今日はこいつの優しさに甘えて聞いてもらおう
「なぁ、凛涅..もし、声が出ないが居て、けどそれを隠してて…それで、その事に触れたら そいつはどう思うとおもうか?」
「……なんだお前、そんなこと誰かに聞いたのか
デリカシーねぇな最低だよな」
「ゔ……重々承知で...」
「...俺ならさ、謝るな。まずは
そっから理由とか、そんなの聞けたら聞いてそいつの助けになれるよう努力する」
「助けって?」
「そんなの色々だろ。」
……色々、か…
おれは梨斗くんの助けになんてなれるのか?
無神経なやつで、こんなにも取り柄もなくて駄目な俺がか?
「お前なら出来るよ」
不意に頭上から聞こえてきた声
凛涅は何だかんだ言って優しい。
こうやってちゃんと聞いてくれて俺が答えを出せるように導いてくれる .
「そろそろ寝るぞ
俺は忙しいから明日も部活なんだよ」
「はいはい。
凛涅、ありがとな」
「どうも」
明日部屋に戻ったら
ちゃんと話をしよう。
梨斗くんと、ちゃんと向き合って 、
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 46