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おそ松視点『好きだと気が付いた』
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おそ松がカラ松に意識し始めた頃の話し
ーーー
松野おそ松でーす!
俺達、6っ子で俺が長男。
6 人とも同じ顔で生まれた時から共に行動してるだぜ。こんな仲が良い兄弟なんて滅多に居ねぇよな。
こんな仲が良い兄弟だから
喧嘩する事もあるけど
兄弟として好きだけど
最近とくに次男のカラ松が
俺に声をかけてきたり買い出しの荷物を持ってくれたりしてくれる訳。褒美が欲しいのかなと最初はそう思ったんだけど違うような気がして。だってカラ松がそう要求してこねぇからな
そんなカラ松をチョロ松が
「カラ松兄さん。やったらとおそ松兄さんに優しいね」
って言ってきて
カラ松は照れくさそうに笑って「俺の唯一の兄貴だからな」だってさ。
いやいや...!
お前、そんな事を言う割りには
俺に対して見る目が兄弟として見る目じゃねぇのは俺は気付いてるからな?
だって熱い瞳で見つめてきてるし。
でも敢えて聞かねぇけど...
何となく聞かない方が良いかなって思ったから。
そんなある日の出来事
俺は競馬に行こうとした時にカラ松が「おそ松、競馬に行くのか?俺も一緒に付き合おう」と言ってきたから俺は「あぁ、いいぜ!一緒に行こう」と返した
今日行く競馬は隣町のため電車移動
おそ松「うわぁ...電車満員だな...せまっ....」
休日のため電車は満員で人がぎゅうぎゅうの状態。おそ松は出入り口の壁に正面を向いたまま押し潰れそうになりカラ松はおそ松の隣側で「せまっ...大丈夫か?おそ松兄さん」と自分よりもおそ松を心配する
おそ松「あ、あぁ...大丈夫...」
俺は気にかけてるカラ松に大丈夫だと笑って返事を返す。すると、おそ松の背後にマスクした中年太りした男が妙におそ松に密着する
おそ松「....」
なんだ、このおっさん..
密着し過ぎじゃねぇの?てか満員だからこんな事は当たり前か....
胸の中でそう思ってると、さわっとおそ松の尻を撫でる手の感触が走る
おそ松「っ!?」
中年太りした男は口からハァハァと厭らしい息を洩らしながらおそ松の尻を撫でて揉みはじめる
おそ松「ぬなっ....!」
おいおい!な、なにしての?!このおっさん!俺の尻なんか触って!気持ち悪っ...やめろよ...
おそ松は唇を噛み締めて
このおっさんを殴ってやろうか?と思い右手を動かそうとすると中年太りした男の隣にいる中年太りした男と違ってガタイがいい男がおそ松の右手を掴み抑える
おそ松「!!」
このおっさんのグルが居たのかよ...!
おそ松はキッと睨みつけるとガタイがいい男はニタッと笑みを浮かべる。そして中年太りの男は身動きが出来ないおそ松をいいことに尻を撫でる手を加速させズボンの上から尻の割れ目をなぞるように触りはじめ、おそ松は唇をぎゅっと噛み締め身体をふるりっと震わせる
おそ松「っぅく...!」
やめろっつってんだよ!!
嫌で涙が目に浮かび上がれば
中年太りした男の手がいつの間にかおそ松の尻から離れていたことに気が付く。おそ松の異変に気が付いたカラ松がその中年太りの男の手首を力強く掴み睨みつける
カラ松「やめろ...おそ松に手出すな」
怒りが籠った声で怒りが籠った瞳で
中年太りの男を睨み怒りが込み上がったためか中年太りの男の顔面をガツッと一発殴る。中年太りの男は叫ぶ前に顔面に走る激痛でジタバタし、おそ松の手を掴んでいたガタイがいい男は顔を青ざめて手を離す。
周りがざわめきはじめる中、電車の扉が開いたと同時にカラ松はおそ松の手を引いて電車から降り走る去る
おそ松「はぁ、はぁ....カラ松」
俺はカラ松の手に引かれて駅から出れば噴水広場で息を切らしてカラ松の名を呼ぶ
俺が不甲斐なせいでカラ松に迷惑かけちまったんじゃねぇか...
と心配すれば背を向けていたカラ松がおそ松を思いきり抱きしめる
カラ松「はぁ...すまん、おそ松...すぐに気が付いてやれなくて。恐かったよな...」
おそ松「っ!?だ、大丈夫だって。だから気にすんなよ?カラ松のせいじゃねぇんだから」
カラ松「それでも俺は心配する...!大丈夫だって言うな」
ドキッ
カラ松の言葉に不意におそ松の胸の鼓動が高鳴る
ーーーえ、なに俺...カラ松にドキドキしてんだ...俺とカラ松は6っ子の兄弟だから!ーーー
心中でそう思った同時に安心感とカラ松の優しさに目尻から涙がポロッと溢れ出す
おそ松「ッ、ご、めん...泣くつもりは全然無くて...。やべぇ、涙が、とまんねぇ...」
カラ松「謝るな、恐かっただろう。大丈夫だ....俺がいるから...」
おそ松「馬鹿...そう言うのは、女に言う...言葉だろう」
涙を流しながらそう言えばカラ松はフッと小さく笑っておそ松をぎゅっと強く抱きしめる
カラ松「俺にとて使う場所間違ってないから問題はない」
おそ松「おまっ、本当...いてぇよ...」
いつものカラ松の言葉に何故か恥ずかしくなり頬を赤らめて返す、おそ松。
おそ松「っ~...もう大丈夫だから」
カラ松「そっか?」
おそ松「あ、あぁ」
カラ松の腕から離れれば胸の高鳴りに
内心『っ...まさか、俺...カラ松に...っ!いや、でもっ...マジか...意識して...っ!』とカラ松に対して意識してる自分に恥ずかしくなり顔をさらに赤くする
カラ松「兄貴...ほら手を繋ごうか。また先みたく変な男が寄られると困るからな」
おそ松の手を取りしっかりと繋ぎはじめるカラ松に鼓動を大きく跳ねさせ目を逸らして小細い声で「ん、へーい...分かったよ..」と返す
ーーー俺...お前のことを好きみてぇだ...カラ松ーーー
カラ松の手を握り返しながら胸の中で静かに呟き肩を並べて歩く赤と青の2人の薬指には赤い糸が繋がれてることに気が付くのはもうすぐ先
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