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おそ松総受け・1話『キュンとさせる方法』
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~昼間の居間~
何もすることがなく
居間でTVを見ながら寛ぐ6人
いまTVで特集されてるのは
女性が男性にキュンとする仕草の特集番組
スマホを弄るトド松が「スタッフも暇だねぇ、こんな事を調査して~.... 」と言い放つ
チョロ松「仕方ないよ、それも仕事の1つだから」
トド松「ふぅん....」
ハッとして口角を上げてトド松が「ねぇねぇ、今から胸キュン大会してみない?!」と声を弾みさせて言う。
トド松以外の松の5人は「はぁ?お前、人の事言えねぇじゃん!!」と声を重ねて言い放ちトド松の顔を訝しげな顔で見る
チョロ松「胸キュン大会!?俺ら女に運がないし彼女持ちでもないし家には女が居ないじゃん?どう考えたって無理だろう...」
トド松「僕は一度も女に胸キュンさせよう!!とは言ってないよ?本当、厭らしいねぇ、シコ松兄さんの脳には“女”と言う単語しかないんだねぇ。やらしいー」
チョロ松「だ、誰がシコ松だぁぁぁぁ!!あとそう思ってねぇわ!!」
トド松は
あざとらしく笑いながらべっと赤い舌を出せばチョロ松は内心舌打ちして苛立ち、お茶を一口飲んで落ち着かせる。
チョロ松「.....で、胸キュン大会は誰に胸キュンさせるだよ?」と半ば呆れ声で言い出しぺのトド松に訪ねる
トド松「えへへ、そりゃもちろん.........」
トド松の視線は
おまんじゅうを食べてる長男のおそ松に向けられる
トド松「おそ松兄さん、にだよ~!」
おそ松「.......はぁ?!えっ!おいっ!!なんで俺になるんだよ!! 」
ーーーあり得ないわ!なんで俺!?ここは、普通言った本人のトド松だろう!?ーーー
トド松「ん?だってさおそ松兄さんは僕達の長男だから代表としてだよ。ねぇ、一松兄さん?」
一松「確かに俺もそう思う」
おそ松「え、やだよ。なら一松がや.....」
一松「俺?俺は嫌だね。そんな事されても胸がキュンってならないから無理無理。むしろそんな事されて笑っちゃうかもな?『おそ松兄さんは別として....』」
言葉を一松に遮られて黙り込む
おそ松「.....」
トド松「ほらねぇ?」
トド松は片目を可愛らしくウィンクして
おそ松の頬をつんっとつく。
トド松「えっーと、おそ松兄さんに賛成な人~手を挙げて?」と言えば、カラ松を含めてチョロ松、一松、十四松も手を上げる。トド松はパチパチと拍手しては嬉しそうに「決まり~」と決定された。
おそ松「はぁ....暇だから別にいいけどさ。
胸がキュンとしたら俺はどうしたら良い訳?」
トド松「何もしなくていいよ、僕ら全員終わったら誰が胸がキュンとしたか教えてくれれば良いから」
おそ松「ふぅん、分かった」
十四松「ねぇねぇ!!胸がキュンとした人には、
なんかご褒美ないの?」
おそ松「ご褒美...!?俺、いまは金はねぇし...じゃあ...俺と一緒にあそ」
トド松「ご褒美はねぇ、おそ松兄さんを好きにしていいよ!!」
おそ松「はぁ!? 」
十四松「マジっスかぁ!?よっし!やる気出て来たぁ!おそ松兄さんと、やきゅーしたい!やきゅー!!」
一松「......へぇ。いいね、それ..」
チョロ松「おそ松兄さんを好きにねぇ...」
カラ松「...なっ『いくら兄弟でも、おそ松が他の奴等に好きにされるなんて絶対にやだ。勝ったなければ...!愛するおそ松のためにも』」
トド松「......『えへへ..こう言うのは得意だもんね!』」
チョロ松「....じゃあ俺からでいいかなっ?」
トド松「うん、どうぞ」
始めにチョロ松が動き出しおそ松の側に歩み寄る。
そしておそ松の両肩に手を添えて見つめる
おそ松「...?」
一体チョロ松は何をするだろうか?と思いつつ
ジッとチョロ松を見つめる
チョロ松「....先に言っておくけど
胸をキュンとさせる為だから引くなよ?」
おそ松「分かってるよ」
チョロ松「こんな事、男にするモノじゃあないけど...。おそ松兄さん....俺はおそ松兄さんの事、嫌じゃないからな?だから...この口付けはその証だよ」
チョロ松は冷静さと優しい声色で
おそ松の額にちゅと優しく口付ける
おそ松「っ....!」
チョロ松の行為に驚いて目を逸らせばチョロ松は一仕事が終わったかのように自分の位置に戻り次は十四松が手を上げ「はぁいはーい!次は俺!おれー!!」と意気込みながら側に来た
十四松は
胸キュンの意味を分かってるだろか?
十四松「兄さんは俺の事どう思ってる?」
おそ松「え?好きに決まってるだろう(兄弟として)」
十四松「俺もっス!俺も兄さんの事すげぇ好きっス!!」
太陽みたく満面な笑顔を浮かべて
おそ松をぎゅっと抱きしめる。
十四松「兄さん~好きっス~」
ーーー十四松は本当可愛いな、癒される...ーーー
おそ松「俺も好きだぜ、十四松っ!」
優しく十四松の背中に腕をまわして抱き返せば
カラ松は『十四松ぅー....いつまで兄貴とハグしてるんだぁぁ』と内心で嫉妬しながら羨ましそに叫ぶ
トド松「はい!十四松兄さん!!時間切れ!!いつまでハグしての!」
十四松「えぇ~....」
トド松に引き離されては
がっくりと肩を落としながら自分の位置に戻って腰を下ろす
一松「トッティ、次は俺からで良いかな?」
トド松「いいよ」
自分の位置から立ち上がればおそ松の方に近寄れば、しゃがみ込む
おそ松「....」
一松が自分の側に寄るだけで
あの時の事を思い出してビクッと無意識に肩を跳ねさせる。
ダメだ....弟なんだから怖がるなよ..
あくまで顔は思ってる気持ちに出さずに
笑みを浮かべれば一松はおそ松の耳元に唇を寄せ息を吹き掛ける
おそ松「ッ...」
熱い吐息がおそ松の耳に吹き掛けられて
ふるっと身震わせる
一松「ねぇ前の出来事はおそ松兄さんと俺だけの秘密だからね?俺で感じてイったエッチな兄さんって知られたくないでしょ」
おそ松「ッ...!?わ、分かってるから...誰にも話さねぇよ...」
一松にしか聞こえない程度の声で返事を返せば
一松はおそ松の頬にあの出来事で屈辱を思い出して赤らめいてる事に満足しておそ松から離れる
トド松「え?何もしてなさそうだったけど...」
一松「大丈夫だから....『だってお前達が知らない、おそ松兄さんの屈辱を思い出して赤らめいてる顔を見れたしね...』」
満足気にしながら座り込む一松にトド松は頭上を?を浮かべさせるが敢えて深く聞かずに
トド松「じゃあ次は...」
カラ松「ブラザーからで構わないぜ」
トド松「え、じゃあ、お言葉にあまえて」
にこにことした笑顔でおそ松の元に駆け寄り おそ松の手を優しく取り握る
トド松「おそ松兄さん」
おそ松「うん?」
トド松「僕さ...おそ松兄さんの事...」
目を逸らしながら口を開けては閉じては
おそ松を見つめては再び目を逸らす
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