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おそ松総受け・2話『キュンとさせる方法』
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トド松に目を逸らされて言葉を切ったきり何も言わないトド松を心配すれば我に返ったトド松は顔を左右に振り
トド松「ううん、なんでもないよ!」
ーーー危ない危ない...。僕は何を言おうとしてるんだろ...他の兄弟も居る前でーーー
トド松はあざとく笑って誤魔化すように空気を変えて、おそ松の手の甲にリップ音を鳴らして優しく口付けおそ松の顔を見つめる
トド松「おそ松兄さんは
いつでも僕の自慢な兄さんだよ」
おそ松「へへ....そっか!んな事を言われると、すっげぇ照れるな...」
トド松「えへへ、そう?嬉しいなぁ!」
口許を綻ばせながらトド松は軽やかな足取りで自分の場所に座り、カラ松を横目で見てはカラ松は静かに立ち上がる。おそ松の元へ寄り真剣な表面でおそ松を見て静かに唇を動かす
カラ松「......おそ松」
おそ松「....ん?」
カラ松は他の兄弟が居ることをお構い無しに
おそ松を畳の床へ押し倒して壁ドンではなく床ドンのような体勢になる
おそ松「...ッッッ!?」
ーーーなにしてんだ!?こいつ!他の兄弟が居る前でっ!!チョロ松達が唖然としてるじゃねぇか!!ーーー
カラ松「兄貴...俺、いますごく嫉妬してるだが...理由分かってるか?」
おそ松「っ!?わ、分かってるって...」
カラ松「俺以外の兄弟にあんな可愛い顔で仕草を見せられたら...」
おそ松の首筋に顔を近付けさせて
おそ松にしか聞こえないように低めの声色で囁けば
擽ったさのあまりにぴくりっと身体を反応させ頬を赤らめる
おそ松「っカラ松....分かったから...恥ずかしいから...これっ..」
カラ松「なら後で抱いてもいいか」
おそ松「あ、あぁ...。後でたくさん抱いていいから...」
カラ松に対してはもはやキュンと
レベルじゃなくてドキドキと胸が大きく高鳴る
頬を赤らめてカラ松にそう言えば
カラ松はおそ松の言葉に気が済んだかのように「分かった」頷きソッとおそ松から離れれば、
おそ松は自分の胸に片手で当てながら小さく息を吐く
トド松は今の2人のやり取りを見て
ーーー...なに今の....あっれ、いやいや
それはナイナイ。いくらおそ松兄さんの顔が赤みついてるからって...相手カラ松兄さんだよ?おそ松兄さんとカラ松兄さんがデキてる訳、ないよねーーー
と内心不安が募りつつ
一松は心底気に入らないそうにして
チョロ松は一瞬だけ口を閉ざして眉を潜めて
十四松は沈黙して。
トド松「っ...で、おそ松兄さん!判定して?誰が胸がキュンって鳴った!?」
沈黙してる中、トド松は口を開いて言えば
おそ松は頬を人差し指で掻き
おそ松「ごめんな、俺選べねぇ。みんな好きで大事な弟だから。お前等全員の仕草、胸がキュンってしたよ!」
ーーーカラ松は別としてだけど、胸キュン大会でも順位付けられねぇから。ーーー
十四松「えぇ~....まぁ、おそ松兄さんがそう言うなら俺はそれでいいや!」
チョロ松「...確かにね」
一松「ケッ...そうかよ」
トド松「え、...うーん。そうか...おそ松兄さんが決めた判定だもんね、ケチは付けないよ」
ーーー少し残念だけど....。まぁ1つ屋根の下だから大丈夫か!まだまだチャンスはあるしーーー
内心で黒い笑みを浮かべつつ表ではにっこり笑うトド松。
おそ松「へへ....ありがとうな。お前等大好きだ」
照れたように笑って言うおそ松を見て5人はそれぞれの内心で『フッ、その笑顔反則だぜ?兄貴(カラ松)/っ!なんだよ、不意打ちだろう!(チョロ松)/苛めたいほど可愛い(一松)/兄さん!ナイスホームランスマイル(十四松)/その笑顔、ごちそうさまです...(トド松)』と思うのだった。
丁度TV番組も終わったところでおそ松は立ち上がり「競馬しに行ってくる」と言えばカラ松は「フッ、ならば俺はカラ松ガールズに会いに行ってくる」と言って居間から出て行く。
家から少し離れた橋の下に行き
カラ松の方へ振り向き笑みを浮かべ両手を広げる
おそ松「ほら、約束通り
好きに抱いていいぜ。カラ松」
カラ松「あぁ、そうしてもらう....おそ松、好きだ..」
おそ「ん、俺もだ...カラ松...」
松の弟達4人には内緒で川原の橋の下で
2人は抱き合い口付け合い愛の言葉を紡ぐ
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