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トドおそ1話『誘惑してるの?』
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カラ松もチョロ松も
一松も十四松もそれぞれの用事で家にはいない。
現在家にいるのはおそ松とトド松
トド松はスマホをいじってLINEしてる最中
たぶん、相手は女子だろう
と敢えて口には出さずに内心で思い
漫画を読むのも疲れては片手で凝った肩を叩いて「凝ってなぁ....」とボソッと呟くおそ松
トド松「おそ松兄さん?肩凝ってるならほぐしてあげような?」
おそ松「えっ、マジか?」
トド松「うん」
おそ松「うはぁ、すげぇ嬉しい!ありがとうな」
ーーー犬の尻尾がついてると大きく振ってるだろうなぁ、おそ松兄さんかわぁいいーーー
心中でそう呟いては「どういたしまして」と返して、おそ松の背後に行き肩に手を添えてほぐしはじめる
おそ松「あぁー...気持ちいいー....」
トド松「そう、てか家でゴロゴロしてるから肩凝るんだよ」
おそ松「うっせ...やることがねぇだから仕方ねぇだろう..」
ーーーカラ松と付き合ってるけど...俺の我が儘でカラ松の好きな趣味を削りたくねぇし...ーーー
と肩を竦めて心中で呟き「お前達が兄ちゃんに構ってくんねぇから悪いだろ」と眉を潜めて少し不貞腐れたように言うおそ松にトド松は溜め息を吐く
トド松「子供じゃないだから...」
おそ松「わかってるよ、そんな事ぐらい...。けど弟達に相手してもらわなかったりすると寂しいんだよ」
トド松「.....」
肩をほぐしながらトド松は口を閉ざす
そりゃ恋愛感情として好きな
おそ松兄さんを構ってあげたいよ?
だけどこっちには理性って言うのがあるんだよ
たぶん
他の兄さん達だってそうだろ...
理性保ってなくなって
襲ってしまうから外に出掛けるだろって。
一松兄さんはどうなのか分からないけど...
おそ松「昔は一緒にいたけど...やっぱ大人になってみると変わるのか...」
おそ松が寂し気に呟けばトド松はハッとする
トド松「そんな事ないよ」
おそ松「そうなのか?」
トド松「...うん」
戸惑いながら笑うトド松に
おそ松はにっこりと口許を綻ばせて嬉しそうに笑った
おそ松「なら、相手しろよ?トド松」
その“相手にしろ”という言葉は
いまの僕の中で疼き理性が爆発直前まで込み上がった
ーーー誘惑してるの?ーーー
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