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十おそ・3話『抱いて』
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泣いた、おそ松を抱きしめたまま
十四松の腕に小さく力が入る。
ーーー好きだよ、俺もおそ松兄さんの事。だから...ーーー
震える身体に泣くおそ松の髪を優しく撫でる
おそ松「ッ...」
髪を優しく撫でると驚いた様に身体を反応させる
長男を見て十四松は戸惑う
おそ松「今日は....お前が兄ちゃんみてぇだな?」
十四松「...それは、ちょっと違うかも」
そう言われて目を泳がせ動揺しつつ言葉を紡げば
涙が溢れてるおそ松の目尻に十四松は優しく舌で舐めとる
おそ松「んッ...なっ....」
十四松「兄さん..」
涙を舌で舐め取っただけなのに
おそ松の頬は林檎のように赤く染まっていて
抑えてる感情が外に出そうだった
十四松が困惑してるとおそ松が口を開く
おそ松「なぁ....十四松....兄弟にこんな事、言うの変だけど...俺を抱いて」
十四松「え...」
驚きを隠せずに目を丸くして
おそ松が言い放った言葉の意味にじっとおそ松を見つめる
おそ松「...悪い、やっぱ、困るよな、今のは忘れてくれ...」
十四松「!?まっ、兄さん!」
おそ松が十四松から腕の中から
出ようとすればぎゅっと抱き止める
おそ松「ッ...?十四松?」
十四松「忘れる事出来ないよ、だって...」
ーーー好きだから...ーーー
十四松「おそ松兄さんの悲しい気持ちが少しでも和らぐなら俺はなんだって、するよ。抱いてあげるっスよー...」
おそ松「ほんと、お前は....優しいな」
俺は十四松の優しさに甘えて
十四松の腕の中で目を閉じ十四松の背中に腕をまわした
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