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松野家『日常』
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いつもと変わらない日常
あの時
十四松からくれた励ましの言葉で憂鬱だった俺の心を晴れさせてくれてから、カラ松と常に会っても無理して笑わずに普段通りに笑えるようになった
カラ松はカラ松でそんな俺を見て安心しきったように笑ってくれて声もかけてくれる
だから
これでいいのかなぁって。
気まずくされるより
今みたいに普通に声をかけてくれるカラ松に
おそ松は嬉しくて仕方ないから。二人のやり取りを静かに見ていたチョロ松が眉を潜めて困惑したかのように口を開く
チョロ松「おそ松兄さん」
おそ松「あ?なんだよ、チョロ松」
チョロ松「あのさ、こんな事を言うものあれなんだけどカラ松兄さんと..。いややっぱなんもないよ」
ーーー昨日まで気まずそうな雰囲気だったからなんかあったの?なんて言える訳ないーーー
ふぅと小さく息を盛らしてそう言えば
おそ松は「そっか」と手短に返し漫画を読みだす
一松はダルそうな目でおそ松の支えな仕草に
『ふぅん...そう言う事...』と内心で呟きカラ松の方に寄る
一松「あのさ...クソ松」
カラ松「ど、どうした?ブラザー?」
一松から声をかけられれば驚きつつ顔を傾げて聞けば一松は猫を抱えたまま「ちょっと話しがある、外で話したい」と言って玄関に向かっていく一松に何の話しだろうか?と思い自分も続いて玄関へ向かう
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