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『腹が立つ』
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カラ松は一松に続いて自宅から出る
一松は俺に背を向けたままで一体なんの話しなんだろう、と思いながら四男の口が開くまで待ってると一体がボソッと言葉を紡いだ
一松「あのさ、アンタがおそ松兄さんと付き合ってたの知ってたからね」
カラ松「!?....付き合ってた、っと言う発言じゃ今は俺とおそ松が付き合ってないってことも知ってるって意味だな?」
一松が放った言葉に内心で驚きつつも冷静を保ちながらそう返せば一松は振り向く
一松「当たり前じゃん、おそ松兄さんのこといつも見てきただし」
カラ松「....そっか」
一松「てかアンタも気付いてたでしょう?俺がおそ松兄さんのことを好きなんだってことをさ」
カラ松「あぁ....もちろんだ」
目を伏せて冷静を保ったまま返せば一松が近寄りカラ松の胸くらを掴む
一松「...ムカつく...。なんだよ、この態度。所詮、自分が離れてもおそ松兄さんは自分だけを一番に恋愛対象として好いてくれるからって思ってるだろ...。だから別れても余裕に平然に居られるだろ?」
たくさん言葉を紡ぐ自分に内心で驚く
だって腹が立つし
イライラするんだよ
こいつの今の冷静で居られる態度が...
一松「俺なんか、お前と違って必死だよ?おそ松兄さんのことが好き過ぎて奪いたくて自分のものにしたくて」
カラ松「.....なら奪えばいいだろ」
一松「....」
カラ松が言い放った言葉に空気は凍る
開いた口が塞がらなくカラ松が言った言葉が脳内に再生される
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