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チョロ松視点1話『聞くつもりはなかったんだけど』
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一松からカラ松に声をかけるなんて珍しいと思った。
聞くつもりはなかったんだけど。2人が自宅から出て行ってから10分も経過した。
おそ松兄さんの方をチラッと見るとソワソワして
外に行った2人のことを気にしてる様子だった。
チョロ松「おそ松兄さん、もしかしたら気になるの?」
おそ松「!?い、いやっ!気にしてねぇけど。ただ遅いなぁって...思っただけだよ」
焦る口調に戸惑いを隠せずに動揺してる
おそ松を見てチョロ松は目を逸らした
おそ松「あ、あのさ?チョロ松」
チョロ松「なに?」
おそ松「ちょっと様子見てきてくれよ?」
チョロ松「僕が?兄さんが様子見に行けばいいじゃ...」
途中で言葉を切りおそ松兄さんの顔を見れば
切なさと苦笑混ざりの表情をしてるを見て言葉を飲み込んだ
ーーーそんな顔されたら兄さんが行けって言えないじゃんーーー
チョロ松「し、仕方ないな...分かったよ。ちょっことだけだからね」
おそ松「あ、あぁ!ありがとうな」
嬉しそうな表情を浮かべて礼を言うおそ松に何だかんだで自分も甘いなと自分に小さく苦笑して居間から出て行き玄関の戸を開けて外に出ると自宅のすぐ右側に2人がいて僕は陰に見を潜める
ーーーってなにを隠れてるんだよ!様子だけ確認したんだし戻ろうっとーーー
僕は家へ戻ろうとすると一松の怒りが含んだ声が僕の耳に届いた
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