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チョロ松視点2話『知ってしまった弟の気持ち』
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一松の怒りの声が聞こえ、僕の足はぴたっと止まった
一松「いいよなぁ、アンタは短い間だったけどおそ松兄さんと恋人で居られたんだから!ムカつく...ムカつく...本当に嫌なくらいムカつくよ、アンタって...」
カラ松に向けられた言葉に僕は家に戻るどころか聞き耳をしてしまう。
カラ松とおそ松兄さんが恋人なのは知ってる
だけど今の一松の言い方によると
ーーー2人は今は恋人じゃないって意味だよね...あー、なら納得したなぁ。だから一昨日までおそ松兄さんとカラ松兄さんの様子がああだったのかーーー
おそ松とカラ松の今の関係に冷静に解釈し一番、チョロ松が驚いたのは一松もおそ松のことを恋心を寄せてるって事だった
ーーー ...一松も おそ松兄さんのことを... ーーー
口に出さずに内心で驚きながら一松がおそ松に対して妙に意地悪だったにからかったりしてたのは好意の表れだったのか、と呟く
一人でそう解釈してる間にいつの間にか一松がカラ松との話しを済ましたらしく家に向かってくる為、身を潜めて隠れる
ーーーわぁ...結局様子だけ見るどころか聞き耳しちゃったよ...ーーー
一松が家に入って行けば自分に呆れて深く溜め息を吐く。カラ松の方に目線をやればカラ松は背を向けたまま考え事してる様子のため、ソッとしておく事にして僕も静かに家に戻って行ったのだった
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