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1話『異変』
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暇潰しに町を歩く中、フッと前の夜の出来事を思い出す
あの晩、カラ松が俺を触れてきてから何も変わったことはない。翌日の朝には何も無かった様に俺もカラ松も普段通り。
おそ松「まぁ...無視されるよりかはマシだけど....」
カラ松に触れられた感覚と温もりがまだ覚えてる為ポッと頬を赤く染めて口許を緩めさせる。町を歩いてこのまま自宅に帰っても、他の弟達はそれぞれ用事で出掛けてる為つまらないからパチか競馬でも行こうかなっと考える。
ーーー競馬でも行くかーーー
パチはつい最近行ったため最近行って無かった方の競馬に決めては競馬がある方へ足を進め始める
その時...俺は気付いても無かった。
背後から誰かに着けられてる事と舐める様な異常な視線に...。
競馬が終われば時間は午後の14時にまわっていて
そろそろ帰るかなぁ、おやつの時間だし...と心中で呟きながら競馬の会場から出るとスーツを着こなした優男が俺に声をかけてきた
男「すみません」
おそ松「え?」
最初は誰に声をかけてたんだろ?と辺りを見渡すものも俺しか居なくて男性の視線は確かに俺を見ていたから、こんな爽やかで優しい感じの人が俺になんの用だろと思い神妙な表情で見てたら男性が笑った
男「いきなりすみません。あの、アンケート調査をしていて答えて頂けませんか?」
おそ松「アンケート調査....」
アンケート調査と聞いて以前にチョロ松が“アンケート調査とか軽々しく答えない方がいいよ、中にはあやしい業者もいるからね”と言う言葉を思い出して両手を振る
おそ松「俺、そう言うアンケート調査には疎いものなんで...」
男「ただの、ここの町についてのアンケート調査ですよ、今後について町の人にアンケートを聞いていい環境を作りたいので...。それと、仕事のノルマ達成しなきゃならないです!お願いします」
困ったように口籠り仕事ノルマ達成の為に頑張る男性を見ておそ松はフッと思った。俺がカラ松の事を一筋縄のようにこの人も仕事一筋縄なんだな...と感じると居ても立ってもいられずに口を動かす。
おそ松「あの、アンケート調査....俺でもいいなら答えるよ」
頭を深く下げてる男性はおそ松の言葉を聞いて顔を上げ嬉しそうな顔を浮かべる
男「ありがとうございます!お礼としてケーキやパフェでも奢りますよ」
おそ松「マジで!お兄さん、ありがとう」
パフェやケーキを奢ると言う言葉におそ松は嬉しそうに満面な笑顔を浮かべ目を輝かせる、
チョロ松の言葉を無視してその誘惑に負けて想いは違うが一筋縄と言う気持ちに同感してアンケート調査に了承するおそ松をよそに男性は表面と裏腹に黒い笑みを溢した
ーーー調査した通り、単純な奴だ...ーーー
男「さぁ、カフェにも行きましょうか」
おそ松「うん」
おそ松は優男の後に続いてカフェ店がある道に向かって歩き出すのであった
最悪なことが起きるとは知らずに
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