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「ホモリーマンの上に鞄にこげん物入れおって、ホンマ気色てたまらんわー。え~何に何に。『腐男子君の恋愛袋小路』って本か。よくこんかホモ本読めんな~マジで引いてまうわ。あー、気持ち悪い。こんな本なんかバッチぃからポイっと――」
そう言って彼の大切にしている漫画。彪我まことの作品『腐男子君の恋愛袋小路〈サイン本〉』を捨てようとした。地面に本を落とすと上から靴で踏みつけようとした。その瞬間、潮海はプツリと頭がキレた。
※潮海スローモーション
心の声(このままでは私のプレミアム本が…!)
「ギャハハ!」
心の声(腐男子君恋愛袋小路のサイン本が…!)
「ギャアハァハァ!」
心の声(そ、そうはさせない……!)
『や、やめろぉおおおおおおおおおーーっ!!』
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