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――その後、会議室で部下達と企画会議を行った。会議に参加したのは俺と寺島と織田と水無月とその他、幹部の社員達だった。
真面目に商品開発で意見を交わす中、織田の隣に座るように強制的に命じたのは俺なのに。何故か気がつくと寺島の存在がやたら気になった。部下の一人が企画書について話していると、俺は鼻と口にペンを咥えながら、机の下で貧乏揺すりしながら彼らを眺めた。
ちぇっ、やっぱり織田と寺島の奴。隣に並ぶと絵になるよなー。
元々二人とも顔立ちが良いから違和感ないな。
まさに受けと攻めキャラって感じだな。
何だこれ、面白くねーな。
二人とも仲良く企画書なんか一緒に見やがって……。
『ッ!?』
その瞬間、貧乏揺すりが最高潮に達し。靴の摩擦で床から煙が上がった。全員とも俺を見ていたが、そんな事も気にせずに。俺は心の精神世界で、自分自身に向かい合った。
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