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一人、反省会
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そのままトイレに逃げ込むと奥の個室へ急いで入った。そして、そのまま自分の履いてるズボンを下に降ろして便器に座った。
「フーッ、やっと落ち着ける。自分の妄想に危うく『イク』ところだった。しかも大勢の部下達がいる前で……!」
「くっ、なんて恐ろしいBL妄想なんだ……! 自分の妄想がここまで酷くなっているとは……! このままでは自分が隠れホモの志願者の上、『腐男子』だと言う事が、いずれ周囲にバレてしまうではないか……!?」
「イカン、そっ、それだけは……! それだけは何としてもでも隠さなくては…――!」
潮海は便器に座ったままの格好で脚に両肘をつくと、前屈みになってシリアスな顔で一人呟いた。その目は、いたって真剣だった。そして、自分の妄想癖をどうにかしなくてはと考え込んだ。
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