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日常〜1〜
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朝7時
チュンチュンと小鳥が朝を知らせている
私は「ふぁぁ」とあくびを1つして、あの人の元へと向かう
ガチャ!っとドアを勢い良く開け、目的の人物を揺さぶりながら声をかける
「優希、もう朝ですよ?早く起きてください!」
朝、優希を起こすのは私の仕事、というか習慣になってしまっている
そろそろ自力で目を覚ませるようになってほしいと常々思う
「ん?…まだ寝みぃ」
でも、当の本人はまだ眠いようで
自力で起きるのはまだ無理かと1人で苦笑する
「遅刻して怒られるのは貴方ですよ?」
優希は寝起きはあまり良くない方だ
だけど、怒られるという言葉が効いたようで重たそうに瞼を開けた
「ふぁぁ……おはよう、希」
優希は起きるといつも私の頭を撫でる
「ですから、頭を撫でるのはやめてください!」
とは言いつつも気持ちがいいからいつも撫でさせてしまう
「♪…希、今日の朝食は?」
「今日はフレンチトーストです。他に食べたいものはありますか?」
「いや、それだけでいい」
優希は朝はあまり食べない
まあ、その代わり夜沢山食べるのですが…
「んじゃ行くか」
「はい」
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