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手掛かり
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目撃者探しと言ってもなかなか人が見つかりません…
一体どうしたら…あ、あそこにいるのは
「優氏様!何かいい情報はありましたか?」
「希か、いいや。まだ何も手掛かりなしだ…」
「そうですか…」
残念です…
プルルルル♪プルルル
静かな街中に電話の着信音が響く
「…!叶多くんからです」
もしかして手掛かりが…!
「もしもし、叶多くん?」
『希ちゃん、目撃者がいたよ!』
「ほ、本当ですか!?」
『うん!えっとね、希ちゃん松山って人知ってる?』
松山…?何処かで
『多分、そいつが今回の犯人だと思うよ♪』
「わかりました!とても助かりました」
『ん、よかった〜…じゃあ僕はもう少し目撃者がいないか探してみるね』
「お願いします!」
『じゃ、また後で〜♪』
「はい!」
ツーツーツー
「はぁ…よかったぁ」
希からは自然と安堵のため息が漏れた
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