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16歳 怯えないで
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ライトを消された後にガチャンと音がした。
それが部屋の鍵を閉めた音だと気付いたのは誠実の身体が再度自分に触れ始めたときだった。
誠実は理久の肩を掴んで自分の腕の中に抱く。
抱きしめられて心臓の速度と音が倍になる。
(誠実も心臓早っ…緊張してんだ。)
そのままベッドにゆっくりと倒される。
丁寧にされればされるだけ恥ずかしさで泣きそうになる。
唇は奪われっぱなしだし、誠実に触れられた箇所が熱を帯びて全身が痺れて動かない。
汗を掻いた所為で自分のパジャマは洗濯中で、今着ているのは誠実のスウェットだ。
ぶかぶかのスウェットの隙間から誠実の手はすんなりと侵入してくる。
「理久、怯えないで。気持ちいいことしかしないから。」
そう言われても震える身体は止まらない。
「せ…じぃ…ぉ俺、どうすればいぃ…?」
暗闇に慣れて視力が戻り始め、理久が困ったように誠実の頬に手を当てると、その指を誠実が口に含んでぺろぺろと舐める。
爪の形まで覚えてしまえそうなほどゆっくりとした動きで、指の股まで来るとそこを重点的に舐めあげる。
誠実のいつもと違う興奮を含んだ表情に理久が戸惑う。
「今日は俺のしたいことさせて。理久は寝てるだけでいいから。」
徐々に誠実の掌は服の中に潜り込んでくる。
スウェットの中小さな尖がりを見つけると、服を捲くりそれを暗闇で視姦する。
「っ…可愛い。」
小さく当たる突起を指先で挟むとその刺激にピクンと理久の身体が跳ねる。
平たい指の腹で摘まんだり、捏ねたりしているとその都度理久が歯を食いしばり羞恥に震えるのがたまらない。
その歯の隙間から再度舌を差し込んで口内を犯す。
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