アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16歳 お預け
-
誠実の愛撫はとにかく執拗で、理久は受ける一方になってしまう。
股間の滾りを口に含まれてその気持ち良さに涙が落ちる。
汗と涙で顔がぐしゃぐしゃで理久は誠実の髪に指を絡めた。
嫌だ嫌だ、と最初は頭を引き剥がしていた筈なのに。
いつの間にやら誠実の頭に腰を押し付けてしまうようになった。
「…っ、あんぁ………せ、じぃ……もぅ、も………。」
誠実がニヤリと笑い、ペニスを強く吸い上げた。
目も開けられない位の快感に理久は身を震わせる。
ハッハッ…と呼吸するたびに理久の薄い胸が上下し、達したのと同時に口いっぱいに苦味が広がる。
誠実が白濁を嚥下しながら頭を持ち上げた。
「………理久…りぃ?」
荒い息はいつの間にやら治まっていた。
目を開けない理久の頬を柔らかく撫でると小さな寝息が聞こえる。
「…またお預け、か。」
仕方ないなぁ、と誠実が笑う。
白い頬をプニプニと押すと眉を顰めて唇を尖らす。
夏風邪を引かないようにケットを掛けて、誠実は愛しい恋人にそっとキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 563