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16歳 落ち着く腕の中
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深夜、エアコンの涼しさに肩をすくめ、温もりを求めてシーツを手繰る。
ごそごそ布団の中を動くと頭を引き寄せられ、いつもの様に抱きしめられていることに気付いた。
「…誠実ぃ…一緒はダメだって…言ったのに…。」
眠さに目を擦りながらそれでも心地良くて誠実の腕に身を任せる。
「うん…でも一緒の方が落ち着くだろ…?」
背中をトントンと叩かれて、またすぐに目を閉じてしまう。
「…ん…、気持ちぃ…。」
クシュンと小さなくしゃみをする理久にタオルケットをもう一枚掛け、誠実は愛おしそうに抱きしめ眠った。
「理久、おはよう…起きれる?」
瞼に水が滴って理久は眉を顰めて目を開く。
「おはよぉ…シャワー?浴びた、の?」
誠実は上半身裸の状態だった。
髪はまだ濡れたままで、タオルが首に掛かっている。
理久の腰を支えて起こすと寝起きの額にキスをする。
「実家にいる間は毎日父さんと朝稽古だからね。」
「…けんどぉ?」
「そう。」
「…見たかった…明日俺も起こして…。」
クンクンとシャンプーのいい匂いのする誠実の首筋に頭をコテンと預けて惰眠を貪る。
「朝ごはん、食べよう…?」
「…ぅん…。」
誠実は理久のパジャマを剥ぐと勝手知ったる様子でTシャツと履かせやすいハーフパンツを着せる。
眠っている理久の目を盗んで、理久の全裸を視姦しながら。
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