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16歳 一つになる
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横向きに倒された身体に誠実が圧し掛かっていて、理久の奥を穿つ表情は余裕なく目も据わっている。
「…こんなん、レイプだよな…痛いだろう?」
それでも止まらない腰の動きに理久は耐えつつも嗄れた声を絞り出す。
「…っでも…嬉し…い…。」
左の腕を震わせながらそっと伸ばして誠実の熱を引き寄せた。
上半身がぴったりと肌に馴染む。
「…俺、今…誠実と、一緒に…なってる。」
肩に触れる吐息が誠実の存在をしっかり感じさせてくれる。
理久の行動一つ一つが可愛くて愛しくて。
誠実が堪らず理久の両足を掲げ上げてピストン運動を始めた。
「理久の身体、ヤバい…気持ちよすぎてもうイッちゃいそう…。」
「んっ…ぁ…気持ち、よくなって…。」
理久の中のペニスが更に速度を増す。
涙で溢れた目を半分閉じかけ、朦朧とした表情を浮かべる理久。
目を見つめながらキスをすると唇の隙間からハァハァと理久が動きに合わせて息を漏らす。
誠実が理久の膝裏に手を差し入れて最後の気力を振り絞る。
「っ、理久っ…!」
奥を穿ち、誠実が白濁を吐き散らかした。
乱れる息。
滴り零れ落ちる汗。
誠実は呼吸を整えて気だるそうに身体を起こした。
愛おしい恋人は目元を赤く腫らしフゥフゥと息を吐く。
頬に手をやりそっと撫でるが呼吸以外の一切の反応がないことに気付いた。
「…理久、理久…?理久!!」
気を失った理久の中から自身を引き抜くと、コンドームの外面は血で濡れていた。
首に触れるが脈には異常はなさそうで安堵から大きな溜め息をつく。
「理久…ごめん。」
届かない言葉、でもどうしても伝えたくて誠実は何度も繰り返す。
「理久、理久…愛してる。」
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