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決勝戦
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その後二回戦、三回戦と着々と勝っていった雛達は、遂に決勝の舞台に立っていた。
相手はもちろん1-Sクラス。
会場中が今までにない位、湧き上がっている。
「さー!遂に遂に尻尾取り合戦、決勝戦が始まろうとしております!対戦するのは、我らが誇るナンバーフォーの1-Sクラス対、かつては最弱を誇っていた1-Eクラスです!!これは、大変みものですね!」
体育祭実行委員が、会場を更に盛り上げる。
1-Sクラスは、三回戦とも1人しか出してこなかったが遂に決勝で4人全員出てきた。それに合わせ雛達も4人スタンバイする。
幼い頃からトップを誇ってきた4人は、余裕の表情だったが1週間前までEクラスにいた紅蓮達3人は緊張して表情がかたい。
「では、準備が出来たみたいですので試合を始めさせて頂きます!お待たせしました皆様!尻尾取り合戦決勝スタートです!!!」
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