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kyfj【学パロ】
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キヨside
俺はフジが好きだ。だけどフジは多分ヒラが好き。
そしてヒラもフジが好き。
そう、あの二人の間に俺が入る隙間なんてない、だからフジへの思いを心の奥に仕舞う事にした…筈だった。
フジ「キーヨ!って元気無い?」
後ろから抱きついてきたのはフジだ、俺は何時ものように返す
キヨ「元気だっつーのwてか、離れろよww」
フジ「あ、ごめんごめんw」
そう言ってフジは俺から離れる。
"やっぱり離れんな"
これが言えたらいいのに喉元で声が出なくなってしまう。
俺ってこんなに女々しかったっけ?とか思いながらフジを見る。
ああ、やっぱり可愛いなって思う俺は重症だと、自分でも分かった。
キヨ「てか、何か用かよww」
できるだけ平然を装ってフジに聞く。
フジ「ああ!そうそう!こーちゃんが一緒にお弁当食べるからキヨ呼んでこい!って言われてさ?
だから一緒に屋上行こー?」
キヨ「ああ、もうそんな時間?そーだな!
弁当食いに行くかー!」
そう言うとフジは楽しそうに俺を急かしてくる。
フジ「ほらほら!2人とも待たせてるんだから早くー!!」
こんな動作だけでも俺はフジのことが好きになる。
いっそ、告白でもして楽になってしまおうか?
そう思ったけど、振られるのが怖くて告白なんて出来ない。
自分でも分かってることだった。
キヨ「はいはいw分かってんよw」
俺はこの気持ちを誰にも話さずに、やっぱり胸の奥に仕舞っておこう。
それが俺達二人の関係を崩さなくてずっと一緒に居られる。
振られるくらいならそっちの方がまだマシだ、自分にそう言い聞かせた。
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