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13話目
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きっくんsaid
高校の夏休みに俺を含め友人達3人で深夜に近くの小学校のプールに忍び込んで遊ぶ事になり、深夜2時ぐらいに小学校のフェンスをよじ登り深夜のプールに忍び込んだ。3人ともプールに忍び込んだら、プルーサイドで服を脱いで水着姿になる。友人Aが着替え終えたと同時にプールに飛び込んだ。俺と友人Bも彼に続いてプールに飛び込む。
1時間ぐらい遊んで、俺が「もうそろそろ帰るか?」と言うと友人2人もそれに賛成して、俺達三人はプールから出ようとする。
俺と友人Bがプールから上がる。すると友人Aが騒ぎ出した……
友人A「たたたた、たす、助けてくれぇぇ!」
友人Aが溺れながら、俺達に助けを求めているが俺達が遊んでいた場所は小学校のプール、溺れるような場所では無い。俺はそのとき友人Aの悪ふざけだと思った。友人Bもそう思ったらしく
友人B「つまんねぇから早く上がれよ。帰るぞ!」
友人Bがそう言うにもかかわらず、未だにプールの中にいる友人Aは溺れながら俺達に助けを求めている…
そんな友人Aの姿を見てさすがに俺達二人は友人Aに何かあったのかと思う。満月だった月が雲に隠れていて、溺れているであろう友人Aの姿が薄っすらとしか見えない。俺の隣にいた友人Bは溺れている友人を助けに行くためにプールに飛び込んだ。その時ちょうど雲に隠れていた月が顔を出し、俺達がいるプールに光が射し込む。
プールが月明かりに照らされて僕の目に映ったものは友人2人をプールに引きずり込もうとする
複数の手だった……
「こらぁぁぁぁ! お前ら此処で何をしとるんじゃぁ!」
その声は俺でも友人でもなく、学校にいた警備員。俺は慌ててその警備員に
きっくん「友人がプールに溺れているんです! 助けて下さい!」
俺が友人達の方に指を指すと
友人二人はプールにうつぶせの状態で浮かんでいた。警備の人が急いでプールに飛び込み二人を助け出した。警備の人は助け出した後、救急車を呼び、救急車が学校に来て二人を乗せていった。
病院に着いた二人は一命を取り留める事が出来た……
俺は警察や学校や親にこっ酷く怒られたが実際にあった事は話さなかった。
誰も俺の言う事を信じないであろう
「複数の手が友人達を溺れさせた」って
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