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フジsaid
とりあえず3人用ゲームを買ってきた。俺とキヨと、誰かでするんだろう。こーすけかな?ヒラかな?それとも違う人かな、
わくわくしながらキヨの家に向かう。すると玄関近くにレトさんがいた
俺はそのとき、不思議には思わなかった。酷く落ち込んでいる様子だったけどそれは気の迷いだと思って目を瞑っていたのだけど
それはあながち間違いではないようだ
ゲームする人はこーすけでも、ヒラでもない。
レトさんだ。
でもレトさんはなんで荷物を持ってるの?なんで、帰ろうとしてるの。その問いたかったけどそうもいかなくて。瞳の色は困惑に満ちていた
問題はキヨだ。絶対なにかあったに違いない
「キヨ?いるよね?」
俺が入ったとき、すすり泣くようにキヨは泣いていた。キヨが泣くなんて滅多にないのだけど
嘘泣きでもないらしい。
「キヨ!?大丈夫!?」
「...フジぃ、」
ぎゅっと抱きつかれて、キヨは俺の服を握りながら泣いた
子供みたいにわーわー泣いた。でもそれが迷惑だなんて思わない
俺はキヨが好きだから
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