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精子測定5
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絶望が僕を襲う。
きっとこの世の中には神様なんて居やしない。
震えが
震えが止まらない。
僕のペニスに挿入されているチューブは機械にセットされている。
そして、
僕の股間の真ん前に置かれた装着からは
幾つものコードが伸びていて、
そのコードの先には注射針のような金属が……
僕の
僕の陰嚢に突き刺さっている。
不思議と涙は出なかった。
もう僕、人間じゃなくなっちゃったのかな?
「アセナ、聞こえているかい?」
先生の声が聞こえるけど
何故かその声は全く頭に入ってこない。
「……き、今日はキ、キミの精巣だけに刺激を加えて……この間と同じ方法でキミの精子の測定と採取をするよ……」
もう どうだっていい……
先生……お願いだから、僕を……死なせて
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