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今日も明日も明後日も 5
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「せ……、先生」
与えられた
先生の温もりは
なんだかとても懐かしくて、
僕は動かない指先をゆっくりと動かし
先生の白衣に触れる。
すると先生は僕の指先に気がついて、
その手を握り掬ってくれた。
「無理はしちゃいけないよ。アセナは3ヵ月もの間、ずっと眠っていたんだから」
「さ、3ヶ月?」
「そうだよ。キミが眠っている間に、色々と処置させてもらったけど、傷は完全に完治しているはずだから。まずは体力を戻そうね?」
そう言うと、
先生は僕から離れ、
薬品庫から
クリーム色の液体の入った袋を持ったきた。
「先生、それ、何?」
「ん?これは、アセナの栄養源になるものだよ」
先生は僕に着せられたガウンの結び目を解き胸をさらけさせた。
僕は身体も動かないし、
よくわからないんだけど、
僕の胸のした辺りにはチューブが挿入されていて
クリーム色した液体がチューブを伝い
僕の中にゆっくりと点滴のように
注入されていく。
「どう?気持ち悪くない?」
「……うん」
「これはね、胃ろうと言って、アセナが眠っているた3ヵ月の間、キミはここから栄養を摂取していたんだよ。胃ろうは少し吐き気を催すから、アセナにはキツイかな?お腹も痛くなったら、我慢しないでだしちゃっていいからね?」
「……うん…」
先生は僕色々と説明をしてくれたけど、
僕はやっぱり眠くって、
僕はまた深い眠りについた。
「」
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