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ファンファンデートデート! 7
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「もしかしてチャイナさん...
袖野さんの..お兄さんですか!?」
そう、その姿はあの時のチャイナガールに似ていたのだ!
期待を込めて彼を見上げる。
「そうそう、妹がお世話になってます....
ってんなバカな!」
「へ?」
男はノリツッコミをした後、ケラケラと笑い始めた。
意味がわからずミナミは彼を呆然と見上げる。
「ボクが袖野なんですう。
まさか本当に女の子って思ってたん?」
「え...?え?袖野...さん?」
「騙すつもりはなかったんよ。ていうかむしろ
騙される人がいるなんて思わんかったし」
世の中広いんやねえ、と頷きそしてまた笑い出す。
ミナミは急になぞなぞをふっかけられ暫く思考が止まっていた。
つまりあの時のチャイナさんは目の前のかっこいいお兄さんで、袖野さんは袖野さんで。
「そんな......女装だったなんて...」
ようやく謎が解け、ミナミは呆然と呟く。
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