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臆病な社会人たち。 6
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「えーでもそのエンジェルちゃん遊んでくれるんしょー?なら脈アリじゃね?」
エイコがメロンソーダを飲みながら呟いた。
「そうかなぁ...オレいまいち相手が何考えてるかわかんなくてさぁ...」
何考えてるかわからないと逆に思われているとは思ってもいないミナミは大袈裟にため息をついた。
「もう一回告ればいいじゃん」
「そうだよー一緒遊んでんならOKしてくれるかもよ?」
「いっちゃえいっちゃえ男は押してナンボだゾ!」
女子たちは小悪魔アゲハの受け売りのような台詞を吐いて盛り上がる。
そんな無責任な緩い励ましにミナミは何故か
ヤル気が戻ってくるのであった。
「そうかな..!?いけるかな!?」
「いけるいけるーたんちゃんならいけるー!」
「がんばれたんちむ!」
女子たちがてちてちと手を叩いて励ますのにミナミはいける気がしてきてご機嫌は元に戻った。
「じゃあたんちゃんのケントーを祈って〜」
「「「かんぱーい!!!」」」
がちゃがちゃと食器が音を立てて、
緩い女子たちのパーリナイは続く...。
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