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デパート
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今はデパートにいます。
お母さんの「いかないでぇ!」攻撃を受けながら、
もう怖いよぉ
「ねぇねぇっ!幸君とお揃いの数珠かいたいなぁ」
数珠?お揃い...…………
「はいっ!!買いたいっ!お揃い初めてっ!」
宏さんが驚いたような顔をして固まった。
でもすぐ顔が和らいでクスクス笑いだす。
「あっ、ごめんなさいっ、」
うるさすぎたかも…………
「可愛いなぁ、一生懸命な返事嬉しいなぁ」
頭を優しくなでてくれて
ふわふわする。やっぱり気持ちいい。
周りの人はきっと驚いてひいてるかもしれないけど
やっぱりっ!!
やっぱり気持ちいい(*´∀`*)
「さぁ、こんなのどうかな?青と黄色すきでしょ?」
「はいっ!って、どうして…………しって。」
そもそも、可笑しいよね。
だって、僕の家きっと知ってたから来てくれるっていたんだと思うし。
それに、この間知ったばっかりなのに…………
どうしてそんなに俺の事しってるの?
「いいからさぁ!ね。これでいいでしょ?」
「あ、はい、すっごい綺麗です。」
まぁ、いいかぁ、
「じゃぁ、待っててね。」
ん?待ってて?どこいくんだろう。
そんなことを考えていると会計の方に数珠2つもっていて
払おうとしていた。
え…………………………っ!?!?
「ダメですよっ!なにしてるんですか?!」
人に払わせるなんてそんな申し訳ない事できないよっ!
会計の所に大急ぎではしりにいった。
手にすがりつき数珠を奪おうとする。
「いいよ、プレゼントだから。」
「ダメです!!」
「おねがい。奢ってあげたいの。
大事に使ってくれたらそれだけで嬉しいから。」
うっ………………
キラキラな顔をした人が俺を見てくれる。
なんていい人なんだっ!!
俺はこんな会話で夢中になっていたから
前にいる店員さんが顔を歪めていることを
知る由もない。
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