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怒り
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凜玖さんに近づき俺を渡す。
凜玖さんに渡された時も少し
ビクッとしてしまう。
「大丈夫だ、俺は正樹しか興味ない。」
「あ、はい、………… 」
うん、全員があの人みたいな人じゃないもん、
そう自分に言い聞かしても体がもう染み込んでいて、
震えが止まらない、
風が冷たくて余計に震える。
両方の二の腕をつかんで震えを止めようとする、
「悪い、幸。少し下ろしていいか?」
「え?」
「あいつ、キレてる。」
俺をゆっくり下ろして上着をかけてくれる。
それを握りしめて、縮まる。
グチュ、バキバゴ
生々しい音、
「え?…………」
「や、やめてっ、やめてください!!!
ゆるしてくださぅ、あぅ、」
2人もいるのに1人で相手してる。
というかは、相手は何もできない状態で
手を出す隙もないぐらいだった。
「宏さん、っ、」
凜玖さんが焦ったような顔をして
必死に走る。
やめろ、なんて言っても凜玖さんだけじゃ止めれなくて
凜玖さんにも危害が加わっている。
このままじゃ、
俺は、必死に走って
宏さんの腰あたりにしがみついていた。
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