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怒り
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「宏さん、やだ!やだぁ!そんな事して欲しくないっ!」
「幸!離れてろ!危ねぇ!
おい、宏!幸と一緒にいることが最優先だろ!!」
凜玖さんも必死になっているのに一向に止まることがない、
やだ、やだよ、宏さん…………お願いっ、
お願いだから…………
真っ黒い瞳が俺へ向けることはなく、
その瞳がとても怖くて、怖くてしたかがなかった。
でもその瞳は一瞬で変わる、
「はぁ、はぁ、っ、…………ごめん、幸君
凜玖も…………悪かった…………ごめん、」
宏さんが暴れ回っていたのにおさまったから
顔をあげると優しく頬を撫でてくれた。
「帰ろうか、」
「こいつら、どう、すんだよ、はぁっ、」
宏さんが俺から目を離し2人の方へ視線かえる。
「次、この子に手出したら、ただじゃすまさねぇ、
お前の仲間達にも忠告しとけよ、」
俺をぎゅっ、と抱きしめてくれて立ち上がる。
「は、い、…………はぁっ、」
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