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帰り
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「あ、おのぉ、ひ、宏さん?いつまでこの格好で……」
そう、俺はあの場所からずっとお姫様だっこの状況だ。
いくらなんでも恥ずかしいし、
ずっと抱えたままだと宏さんの負担にもなる。
「?、あ、もしかして…………
負担になったら悪いとか思ってるんでしょ?」
「あ、ぁぅ、うぅ…………」
はぁ、とため息をつかれて
図星だったことがわかる。
頬をすりすりしてくれて、少し気持ちいい、
「俺こっち。じゃぁな。」
「凜玖、さんきゅ、」
右の曲がりで凜玖さんが曲がる。
こんな夜遅くに、凜玖さんも出てきてくれて、
「凜玖さん、あの、ありがとうございます。
夜遅くに、」
「別にいい、気にするな。」
「じゃぁねぇ!」
バイバイと手を振りながら俺達は前へ進む。
あっ、
「宏、さん、家は、家は…………」
竜がいる。
それはダメだ。きっとまた混乱して、竜を不安にさせる、
それに、俺は竜を拒絶してしまうかもしれない。
「ん。大丈夫だよ。今日は俺の家に泊まろうね。、」
「ふえっ!あっ、あの、それはダメですよっ、
こんな夜遅いのに、家の人にも迷惑かかっちゃう、」
「じゃぁ、どこで寝るの? 」
嫌な所をつかれてしまった、
こんな夜遅くに友達に連絡して、止まらしてもらうのも
失礼だ。
「ん?」
「あ、あの、泊めてもらってもいいでしょうか…………」
「うん
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