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ソワソワ
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「ママ〜、そうたも、おなかすいた」
いきなり後ろから、抱きつかれてビックリした
病院に行く時見たいに、顔いろは明るくなっていた
「今、雑炊炊いてるから出来たら一緒に食べようね」
うんと言って、登坂さんの隣に座る
のは、いいのだが………驚いたことに
「パパ、きょうかえっちゃうの?」
「え、あっうん、家にペットの子犬が待ってるからね?」
そう言って、こっちを伺う
蒼汰自身きっと、パパって存在がいることにとっても嬉しいと思う。
ずっと、パパがいなかったから寂しかったのだと思う
久しぶりの登坂さんに、ずっといて欲しいって思うのは蒼汰も一緒だ。
寂しそうな顔をして、僕になにか訴えてくる蒼汰
お泊りの事だろう。
保育園のお友達を、お泊まりさせることを許さなかった僕は蒼汰に辛いことをさせてるくらい理解は出来ていた
そのせいか、友達からお泊まりのお誘いを蒼汰だけされないらしい。
こんな事になったのも、僕のせいだ
「登坂さん、良かったらワンちゃんと…お泊まりしませんか……?」
だから、今日ぐらいは蒼汰にいい思い出を
って、誘ったのはいいものの明日仕事だ…!!
迷惑だったかも……
少し驚いた表情のあと
「蓮がいいんなら、お泊まりしようかな?いい?蒼汰くん」
「うん!!ヤッターー!!」
嬉しそうに、登坂さんに抱きつき胸元に顔をグリグリしている
2人の姿を後ろから見ていると、本当に家族になった気分だ
何か、嬉しい
そう思いながら、鍋の蓋を開け中の様子を見ていると
さっきまで、ソファで座っていた2人が僕の横に来ていた。
登坂さんに抱っこされている蒼汰は、できたー?とソワソワしている
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