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18歳以上ですか?
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キス
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「うん、出来たよ〜」
2人は、ヤッターと声を上げながらテーブルに向かう
登坂さんは、熱いだろ?俺が持っていくよと言って持って行ってくれる。
「ママー、たべるー」
ヒヨコのおわんに蒼汰の分を、注いであげてあーんと口を開けて食べさせてくれるのを待ってる
「甘えん坊さんですねぇ」
こんなこと言って、可愛いなぁってつくづく思ってしまう
まだ3歳なので、上手くモグモグできず零れている
ほっぺについたのを取ってやると、アハッと言っておいしーと言ってくれる
すると、登坂さんが
「あーん」
口を開けて、蒼汰と一緒にアーンをしている
可愛いなぁ…と思う半分雛鳥の親になった気分だ
2人の口に、お粥を入れると喜んでいる
「はは、たまにはいいな!蓮、あーん」
「え、いいんですか!?」
あーんと口を開けて待っているが、なかなかお粥を入れてくれない。
え、放置?
開けた口を閉じて、恥を知り黙っていると
「…………蓮」
登坂さんから、呼ばれるが前を見れない
だって、さっき僕浮かれてて……
恥ずかしい事してしまった
きっと、なんだこいつって思われていると思うし
するといきなり、蒼汰が抱きついてきて
「…………ママ、パパないてるよ?」
「えっ!?」
顔を上げると
チュッ……
突然の事で、理解が遅れる
「やっと、顔上げてくれたな」
「え、あっ/////」
蒼汰がいることを、忘れていた
下を見ると、登坂さんが蒼汰の目元を手で隠していた
蒼汰は、なにしてるのー?と聞いてくる
「ないしょ」
と言って、手を離す
ニコッと笑って、微笑んでくれる
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