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登坂side2
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▽▼▽▼▽▼
店内に入ると、カウンターのような所にいつもいそうな人の姿がなく。
店内は薄暗くなっていた
「あれ?お昼休憩ですかね?」
「さぁな?そもそも今日は、土曜日だし休みなんじゃないか?」
「そーかも知れませんね」
あたりを見回していると、右のカウンターらしき所に誰か立っていた
声を掛けようとすると、隣にいた龍ヶ崎がその人に声を掛けた。
「あのぉ」
その人ビッグっと肩を震わせ、こちらを見る
こっちを見るその人は、可愛らしい男子?男性?だった。
童顔で、穏やかそうな暖かい雰囲気を放つ彼
目がくりくりで、瞳が大きく少し茶色く、髪の毛はダークブラウンのような色でクルッとした毛先が可愛いく透き通るようなきめ細かい白い肌、
俺は、一目惚れっと言うのをしてしまった。
これまで、女性と数人付き合ってきた。
來音の影響か、同性愛には驚きは無かった
別に、好きになればそれは同性であろうが異性であろうが「好き」って言うのに変わりは無い。
だが、自分が今この瞬間同性相手に恋に落ちたのは初めてだ
運命なのかもしれないと思ってしまった。
そんな事を考えてる中、隣にいる龍ヶ崎はどんどん話を進めていく。
「こちらで会議を行う予定で本社から参ったと竜ヶ崎(リュウガザキ)申します。」
「えっ、あっこんにちは。えっとぉ少々お待ち下さい。すぐ上の方を読んできますので!!」
「申し訳ありません。お手数をお掛けします。」
「いえ、あの上がってそちらのソファにお掛けしてお待ち下さい。では失礼します。」
優しい気配り、少しおどおどしてる所も可愛い
自分がニヤけてるのを横目に龍ヶ崎が 顔、ニヤけてますよ?っと言ってきた
仕方ないだろ
あんな子を目の前にしっかり出来るわけがない。
「さっきの子、俺のタイプだった」
「そーですか。それは良かったですね」
「おいおい、なんだその返事」
「それより、その顔どうにかしてください。だらし無いです」
「へーー。。そんな事言っていんだー。」
「何が言いたいんですか?」
「今日は、彼氏さんとのデートだったよな?残業増やして行かせなくするぞー?」
「それは……やめてください。」
「笑笑、ツンデレだなお前嘘だよ」
「なっ!!なんですか//もぉ」
そう、俺の周りには同性恋愛者が多いいって言うか
ここ日本……いや、世界中同性恋愛者が増えてきて今じゃぁ不思議な事じゃない。
都会や田舎にも、同性カップルが沢山歩いてる
そのなかで、俺の会社にも沢山イチャイチャしてるやつはいるし
まぁ、いつもビシッと決めてる龍ヶ崎にも彼氏さんがいる。
「なぁ、龍ヶ崎?」
「次は、何ですか?」
顔を真っ赤にして額の汗を拭きながら問いかけてくる。
「あの子の名前なんて言うんだ?」
「名札ぶら下げてたじゃないですかー、見てなかったんですか?」
「あぁ、」
「伊藤 蓮さんですよ。そう名札に書かれてました。」
「蓮かぁ、名前まで可愛いな」
「そうですね」
どーでもいいような顔をしている龍ヶ崎
いつか覚えてろよ笑
伊藤蓮その子は、可愛い俺のタイプの子
絶対俺の物にする。
そう心に誓った
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