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エレベーター
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「龍ヶ崎さん着きましたよ」
車のドアから、外を見てみると……
とても大きくて高いビルのような建物に着いた。
「……すごぃ」
「私も、始めてきた時も言葉を失いかけましたよ笑龍ヶ崎さんのように」
私も、今その状態です。
こんなに大きな建物は始めて目にする
「笑笑、龍ヶ崎さんそろそろ行きますか?」
「あっ、…………はい」
ドキドキワクワクいろんな感情が取り巻く中、深瀬さんと大きな建物の中に入る。
中に入ると、受付嬢が深瀬さんになにか話してる。
えっとぉ?
受付嬢…………。
あれ?
「龍ヶ崎さんこっち」
手招きしながら、エレベーターの方向に体が向いている。
「待って、ください」
こんなのところで、迷子にだけはなりたくない私は走って深瀬さんのところに行く。
その間、受付嬢の女の子から物凄くがん見された・・・
でも、なんでお店に受付嬢さん?
もしかして…………
気づいた時には、遅かったようで
深瀬さんは、エレベーターの5階に行くボタンを押していた……
「深瀬さん……。ここって」
「あっ、申し遅れましたね(笑) ここは、登坂さんの旦那様の会社です。」
やっぱりでしたか……
でも、何で洋服と手帳を買いに来たはずなのに何で会社?
忘れ物を取りに来たとか?
呼び出されたとか?
「そうでしたか……でも、何の用でここへ?」
「こちらにある。簡単に言うとここにある商品を龍ヶ崎さんにプレゼントするって事です」
「……はぁ。」
なっ、なるほどぉ??
まぁ、とにかくプレゼントを貰うことですね
何と、嬉しい事
深瀬さん気付いてないみたいですが……
敬語になってますよ(苦笑)
「先程、お店聞いた時に無いと言ってましたから。旦那様から、その時はここからプレゼントしてくれと」
「はっ、はぁ」
普通なら甘えてもいいんだろうけど。
私の場合、執事かつ秘書なのでそのような事は出来ません。
必要最低限、頂こうかな……?
エレベーターの中、不意に深瀬さんが
後ろを振り返りニコッと笑ってきた。
えっ、私今変な顔して無かったでしょうか・・・(汗)
深瀬さんには内緒な事
深瀬さんが好きってこと。
今は、気づかれないように隠す事で精一杯な龍ヶ崎だった。
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