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あの日の事が…
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あの日の事が、昨日のように思い出される。
あの後、登坂さんのお父様から頂いたお洋服を車に積んで登坂さんが待つ家に戻った。
それからと言うもの、ずっと私の中で動くモヤモヤした気持ちと甘いひと時が生活の中心に来始めて……
たまに、仕事が手に負えない時もありました。
けど、去年の春ついにこの時が来ました!
春の暖かい日に当たる湖に呼び出されたのです!
ついに、念願の…………!!
運命の…………
「龍ヶ崎さん、私はあなたの事が好きです。」
「…………はい//」
私は、知ってます。
だって、私も深瀬さんのこと初めてあった日から好きですもん!
「付き合ってください!」
湖の辺で、桜の木の上で小鳥だちが声援のように歌っているように聞こえる。
桜の花びら散る中、深瀬さんの愛の言葉が響く。
「私で良ければ、是非!/////」
照れ笑いする深瀬さんの笑は私の宝物になったのはこの日のこと。
ずっと好きでよかった。
赤い糸に結ばれた私達であった。
にがくて、苦しくて、でも、甘くて
恋って難しいものなんだなって、初めて分かったのが深瀬さんとの出会いだった。
施設の中で、色々な実験代として扱われてきた私を拾ってくれた園長先生。
僕を執事&秘書として雇ってくれた登坂さん
私の恋人になってくれた愛しの深瀬さん。
すべて、愛を貰いながら私はこの地に生まれてきたのだと改めて知らされたのだった。
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