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ぐっと、モーニング
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チュン…チュンチュン……
紺色の淡い模様の入ったカーテンの隙間から、零れる太陽の光。
強くて、眩しくて重たいまぶたが開く。
朝……?
ベッドサイドの小さなテーブルの上の、置時計を見るとまだ6:30分だった。
まだ寝れる。
目覚まし設定は、7:00にしてたはず
まぶたを閉じても、勝手に開く。
もぉ…、寝れない
起きよっかな
隣で寝る蒼汰に、「おはよう」とだけつぶやきリビングに向かう。
せっかくだし、朝ごはんでも作りよくかなぁ
テレビをつけて、キッチンへ
昨日蒼汰が、買い物の時にヨーグルトを食べたいって言ってたな。
んー。今日は、ヨーグルトにあう
ホットケーキにしよーかなぁ。
うん!決まり!
ホットケーキなんて、お久しぶりだな
いつもは、休みの日おやつでよく作ってたなぁ
コンロの下の棚には、粉類が入っている。
そこから、ホットケーキミックスをとり作る準備にあたる。
生地を作り、熱いフライパンに円盤に流し込み
プツプツと泡ができる時がびっくり返し時。
甘い香りが部屋中に広がり
寝室から愛らしい声が聞こえてくる。
「…………ま……??」
フライパンのジュージューという音で、蒼汰の声がかすれて聞こえる。
なんて言ってるか、聞き取れない
すると、泣きながら蒼汰が走ってきた
「……まぁまー!!ヴぇーん!!」
「そっ、蒼汰!?」
コンロの火を消して、蒼汰の所へ行く
「どーしたの?怖い夢でも見たの?」
「……ぅん。ヴゥっ、ヴぅっ」
怖い夢を見たんだァ…
きっと、怖かったよね。
涙をこらえて、ヒクッヒクッと肩を動かす
体をぎゅっと抱きしめて大丈夫だよ
と声をかける。
だんだん落ち着いてきたのか、肩の揺れも終わり「ままぁー」とニコニコしだした。
「もう、大丈夫??」
「うん!」
そっと、蒼汰から離れ
さっきまでやっていた作業に戻り、ホットケーキを焼いた。
出来上がったホットケーキにいちごとバニラアイスをのせる
「蒼汰ーできたよー」
「うわぁ!!」
テーブルに並べ、蒼汰と手を合わせる。
「いたーだきます!」
「いたらきまーす!」
ふわふわした、生地にとろけるバニラアイス
口には甘みが増えて自分で作ったのにとっても美味しい!
「ままぁー、おいちい!」
「良かったァー」
沢山お話しなが、朝ごはんを美味しく食べました
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