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洋服
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車を進行させ、家を出る
今向かってる場所は、龍ヶ崎も行きつけのオーダーメイドスーツ店瑠唯くんのスーツを発注してその後にスーツを購入して美容室に向かう。
この順番で行こう
「龍ヶ崎、行きつけの美容室に電話してくれ」
「分かりました」
バックミラーに映る龍ヶ崎の膝の上には、ウトウトしている瑠唯くんが乗っている
少しぐずり出したようだ…
「ママ、ねんね」
「寝るの?」
「ねんねする…」
「まだ眠たいよね?寝てていいよ」
暖房を入れてるけど流石にあの格好では寒いだろう
って言っても、掛け布団なんて車に積んでないもんなぁ
「あっ、龍ヶ崎俺のコート掛けてやれ、ほら」
「ありがとうございます」
小さな体にはまだ早いくらい大きなコートを背中に掛ける
「あったかいの」
「良かったね?」
顔を見合わせ笑いあう二人
家族ってこんなに暖かいものだったかな
小さい頃の思い出と重ねてしまう
幸せだろうな瑠唯くん
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