アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おはようございます。
-
「あっ、登坂さんおはようございます」
「おはようございます」
後ろから、声をかけられ振り返ると
登坂さんが立っていた。
少し息が上がっている。
走ってきたのかな?
「どうも、おはようございます。登坂さん」
「おはようございます」
隣にいた宮野さんは、清々しい顔で登坂さんに挨拶をする。
ふと、目が合ってしまった
ニカッと笑い「では、僕達はこれで…」とつげ僕の手を引いて店内に入っていく。
一瞬、登坂さんの顔が怒っていた。
気のせいかな?
きっと……気のせいだよね
「蓮急がねぇと遅れる!」
「あっ、!!ホントだ」
ロッカーに自分の荷物を入れ、エプロンに着替える
あと5分、
時計の拍子の音が僕を焦られる。
「これ、帽子俺持っててやるから。ボタン止めな?」
「ありがとうございます。助かります」
走りながらボタンを止めていく。
みんな集まってプリントを配っていた
宮野さんが、僕の頭に帽子をかぶせピンで止めてくれる。
優しいなぁ……
「おぃ、蓮??」
「はぃ?」
「どうしたそれ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 110