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変動
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蓮sideーーーー
あれから、宮野さんは店の事で僕だけが登坂さんの会社に行くことになった
登坂さんの会社は、とても大きくてびっくりした
受付の人から、案内書を受け取りエレベーターに乗り込んだのは良いのだけど…
2人きりになってしまった。
車の中でもそうだったんだけど…
なんか、ソワソワしちゃう。
「佐藤さん、急にすみません。こちらから申し出て」
「いえ、有難いです。コラボさせてもらえるなんて」
申し出てくれたおかげで、こうして毎日登坂さんに会えるし
僕の実力だって、伸ばすことが出来る。
そんな綺麗な顔たちで、そんな優しい瞳で僕を見ないでよ
どんどん好きになっちゃう。
でもきっと、この恋は実らないと思う
僕みたいな、人と一緒になっちゃダメだと思うし
きっと、心に決めた綺麗な女性がいるかもしれない。
もしかしたら、お嫁さんになる予定の方がいるかもしれない。
あー、考え出したら止まらない。
「佐藤さん?もう着きますよ」
「あっ、はい!」
ダメダメ、今は仕事!
諦めつけなきゃ、この仕事が終わったら
この心も、終わりを告げると思う。
だから、
その時、泣かなくてもいいように
終わらせなきゃ
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