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あらきたDCものがたり~R18腐二次創作弱虫ペダルDCアラキタ系
奈落の底の底の底②完結~R18腐二次創作弱虫ペダルDCアラキタ、性暴力
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九番ピッチャーには代打が出た。
砂塚だった。
荒北の上で腰ふりながら、上ずった声を上げていた。
「あ、ありがたいなあ。おれのカノジョ、カタくてよ。おれシロートドーテーなんだわ」
「そんなコト俺とかんけーねーだろっ」
「んなコトねえよォ。こんなイイ穴なら、これから毎ンチでもおねげーしてーわ」
涎垂らしつつ砂塚が果てる。
「打線つながったぞ。一番イク?」
「ランナー2、3塁」
「デッドボールでテイクワンベースだ」
三人がかりになった…
市治は仕切るだけで加わらない。
だがユニフォームの中に手を入れ自分のをまさぐっている。
ギラギラした目が荒北を思い描く。
呼吸が荒くなる。
「おまえ俺の肘…心配してくれたけどな、ンッ」
果てたらしい。
「俺故障とかないんだ実は」
「!!」
荒北の瞳が激しく見聞かれたが、暴虐の嵐はもはや止めようもなく、荒北はその間も果てしなく貪られ続けるのだった。
夜半。
シャワールームも部室もちゃんと片づけて、ボロボロの荒北がそこを出てきた。
私物を全部持っている。
退部してしまう!?
俺の宝が。
あれだけのピッチング出来るのに?
将来有望なのに!?
あんなことぐらいで俺の許から離れるのか!!
思わず拳を握ったところへ本人はやってきた。
「センセ一鍵」
「荒北…」
「わりい。俺部活辞めるワ」
「荒…」
「先生ずっと励ましてくれてたけどヨ。肝心のときに助けてくれねえ先公はサイテーだワ」
と言い放った荒北の目は野獣のようだった。
「俺やられてるときセンセーずっと見てたよな。気づいてねえと思ってたんかヨ」
首根っこを捕まれてるわけでもないのに、俺はその場から動けない。
やっとの思いで絞り出す。
俺は…
「もうイッから」
荒北…
「俺もう一生野球やんねェから」
バット、グローブ、ユニフォームその他全部何もかもその場へ投げ捨て、荒北は歩み去ってゆく。
指導者としての俺は彼の才能を惜しみ、少年喰いの本性は彼そのものを惜しんでいる。
だが声も手ももうかけれない。
荒北は一夜にして変貎したのだ。
仲間を求め一緒に強くなりたいと願った荒北靖友から孤高の荒北靖友へと。
かれはもう、そう、我々の預かり知らない存在となったのだ。
かれは転校もせずそのまま在学した。
そして卒業していった。
本人の宣言は果たされ、かれは以後二度と、野球部にも野球にも、一切関わろうとしなかった。
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