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ガーン・・・
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いきなり近いて来たと思ったら俺の目の前で止まった。
近くね・・・?
「んー、俺より低いんだ」
海刕さんが言った。
「へ?」
俺は意味がわからず変な声が出た。
「プッ、へって」
海刕さんは口を抑えて笑った。
恥ずかし・・・
「身長いくつ何ですか?」
俺は海刕さんに聞いた。
「184だよ」
海刕さんが言った。
4センチ負けた・・・
俺はなぜか敗北感をあじわった。
髪色は龍馬だけど顔つきは翔介だなっと俺は海刕さんを見た。
「おい、海刕ながい!」
翔介が怒った顔で言った。
「あ、ごめんごめん、出音先生が面白くてね、んじゃ遊ぼっか」
海刕さんが言った。
そして俺にニコッと笑って翔介を追いかけて龍馬のいる元え向かっていった。
なんだあの人・・・
「愛うまれる?」
突然下の方から声がした。
下を向くと千寿がBL本を持って俺を見上げていた。
さっき没収したのに・・・
「てか、愛うまれるってなんだ?」
俺はしゃがんで千寿と目線を合わせた。
「近いキモイ・・・何でもないもん」
千寿はそう言い走り去った。
ガーン・・・キモイって・・・
「俺なんで千寿に嫌われてんだ?」
俺は誰もいないのに呟いた。
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