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兄と、弟
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何で、よりにもよって………………。
今夜も…………………。
「………………隼斗………………っ」
隼斗の囁きが、苦痛にも胸に堕ちてくる。
バイトで隼斗のいない夜が、どれ程嬉しい事か。
「悠斗の濡れた唇、色っぽい…………………俺以外、誰にも触らせるなよ」
悠斗が怒っている事を気にもとめず、隼斗の目は悠斗のほのかに赤い唇に注がれる。
隼斗は悠斗の腕を上に挙げ、片手で両手首を掴むと、もう一方の手をシャツの中へと滑らせた。
「もっ………………マジで、止めろよ……………っ!っの、変態っ!!」
「ぷ…………………変態、最高♪悠斗になら、どう呼ばれても構わないわ」
「…………………っ…………馬鹿か……………」
悠斗のしなやかな身体を、隼斗の長い指が撫でる。
そして、足をバタバタとさせる悠斗の上に股がり、隼斗の身体は一層と愛する弟に密着していった。
もう、下半身はパンツがキツい位に、パンパンに張っている。
「ぁあ……………………わかる?悠斗が欲しくて、俺のアソコ、めちゃめちゃ固くなってんの…………………悠斗も、早く大きくなって…………………」
悠斗の耳を舌で舐めながら、隼斗はわざと悠斗の下半身の上で腰を動かし、刺激を強めた。
互いの下半身が、服を通して擦れる感覚に、悠斗の腰も揺れ動く。
「っあ……………隼………………っ!」
たまらず上がる、悠斗の声。
何人もの数えきれない男女を相手にしてきた隼斗の攻めは、悠斗がどんなに抵抗しても敵うものではなかった。
こんな日が、何日も続く。
隙を見付けては、隼斗は悠斗を求めてくる。
兄弟。
悠斗にとっては、この世で一番嫌いなもの。
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