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普通の恋愛
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カーセックス。
激しく車を揺らし、男女はもつれ合う。
自分は、絶対しないと思っていた。
覗かれるかもしれないのに、馬鹿じゃなかろうか?
普通の恋愛をする……………ずっと、そう信じてた。
「悠斗…………………今日の悠斗、凄くエロい……………」
隼斗は悠斗の唇を舐め、笑みを浮かべる。
「っん……………あ……隼斗……………っ」
しっかり車を揺らし、悠斗は隼斗を見つめた。
普通って、難しい。
実際は、こうして実の兄と絡み合い、車の中がラブホのよう。
全く、普通ではない。
「…………………初めてだな………………こんな悠斗」
お互いの舌をジュルジュルと舐めながら、二人の身体は、繋がる下半身を一層と揺さぶってく。
揺れる度に漏れる、熱い吐息。
車の窓は、熱気で曇り、視界を遮っていた。
悠斗は隼斗にしがみつき、パンパンに固くなった自分のモノに手をかけた。
「隼斗っ…………も、限界……………っん…ぁあ」
「いいよ、出しても………………」
悠斗の乳首に舌を這わし、隼斗は優しく囁いた。
今日は、本当にいつまでも優しい。
家でも、こうだったらいいのに…………………頭がボーッとする中で、悠斗はそんな事を考えた。
俺………………隼斗の事、嫌いじゃないのかな?
優しい隼斗を求める自分に、悠斗は隼斗への気持ちに疑問を抱く。
「で…………でも、このまま……出したらっ…………隼斗の服汚し………ちゃうっ」
腰の上で、自分を抱きしめる隼斗を見下ろし、悠斗はこの後の事を気遣った。
確か、海行きたいって………………。
行きたくないと思った、海。
でも今は、隼斗の行きたい理由も知りたい。
「じゃ………………ティシュで押さえる?」
「っぁん………それで…………ぃいっ…………い……」
悠斗は、シートに置かれていたBOXティシュを掴み、慌てて何枚も取ると、急いで自分のモノに被せた。
「悠斗……………………」
「っ…………んっんぁ…………っん!」
隼斗に口を塞がれての、絶頂。
最後まで、キス。
普通じゃないけど、不思議と嫌悪感が消えていた。
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