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恋人
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「ね、ねえ…………………隼斗」
悠斗は脱いだ下着類を穿きながら、まだ隣で自分を見つめてくる隼斗へ声をかける。
「…………………何、悠斗」
と、言うそばから、隼斗は悠斗の首筋にキス。
ただでさえ狭い車内、余計動きづらい。
「あ、いや…………その…………け、慶太だけど…………」
「慶太?……………………慶太が、何?」
隼斗の唇は、首筋から耳へと上へ登る。
ペロペロと舐める音が耳に響いて、話もままならない。
しかも、手は服の中を撫で回す。
いや、話聞く気……………………ないよね?
「だから、ほら………………えっと………つ、付き合ったり………………するの?」
「……………………え?」
意外な、質問。
隼斗は悠斗を愛撫する手を止め、少しだけ視線をずらした。
悠斗、どんな顔して言ってるのか?
自分を毛嫌いはしても、興味持たれた事なんかあったっけ。
「……………………どうして、そんな事聞くわけ?」
ほんのり赤みを帯びた頬。
さっきまでのエッチで赤いのか、それとも……………。
隼斗は、再び悠斗の身体を撫で始めながら、話を続けた。
いまだ固さのある、悠斗の可愛い乳首。
指先が届いたそれを、隼斗はクリクリとまさぐる。
「あっ…………ん………はぁっ……………隼斗っ」
イったばかりな悠斗は、とても感じやすい。
「………………………可愛い」
慶太、気になってるんだ…………………そう思うと、身体が熱くなる。
涼と、一緒。
悠斗の頭に、自分以外の人間がいる事が、許せない。
「……………………慶太と、付き合っちゃおうか?」
「え………………………」
隼斗は、悠斗へ笑顔を向けて、冗談かどうかもわからない言葉を口にした。
悠斗の驚いた顔が、隼斗の心を揺さぶる。
誰でもいいんだよ。
「……………………誰でもいいんだよ」
「隼斗…………………………」
「悠斗以外なら、誰でもいい…………………」
俺だけを、見て。
悠斗。
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